院長のひとりごと

2013年6月21日 金曜日

思い込み

「こうでなくてはならない」
なんて、自分の考えが凝り固まってしまっていたために
重要な場面で失敗してしまったり、

「なんて思い込みの強い頑固な奴や!」
なんて人を評価したり

「思い込み」って厄介なものです。
これまでの経験でも他人のそれを解いてやろうなんんて
乗り出してはみても大抵相手を怒らして気まずい結果になってしまったり....。
そういえば私の場合、人から直接これを解いてもらったことはないかもしれません
先生や先輩から叱られてもその時はついつい素直に聞けず、
あとからハタと気づいて猛省する場合がほとんど。

結構、頑固なんです私。

 



ところで診察室でも「思い込み」は大敵で

今日まで痛みに耐え、いよいよ我慢できなくなり意を決して来られる患者さん。

ご本人はインターネットで調べられたり、肛門病治療の経験のある友人に
話を聞いたり(あるいは脅かされたり)して、かなりの覚悟でいらっしゃる患者さんに
時々おられます。
痔の治療(手術)は痛いもの、その話を読んだり聞いたりして
痛い治療を受けることもやむなし、と来られた患者さん。

そんな方が実は手術などの大きな治療は必要なく、たとえば数日の投薬で
病状回復が望めると判断された場合、
もちろんほとんどの方が喜んで頂けるのですが

中には私がそのことを御説明しても、
その誤算(良い意味での...私はそう思います)を受け入れられず
説明に難渋するなんてことがあります。

気持ちもわかります。
腹をくくって
「エイ!どうにでもしてくれ!」
なんて思ってる所に
「お薬で治しましょう」
なんて言われると、
「なんかこの医者ドンクサイんちゃうか?」
なんて考えられる方もおられるかもしれません。

考えてみれば、病気について相談に来られる患者を良い方向に
導くいう過程の中には、小さな 「思い込みを解く」要素が何箇所か
出てきています。

今の患者さんへの説明、あれでよかったのかな?
なんて診察室出て行かれる患者さんの顔色窺いながら
思ってます。

写真はジョージ マイケル 『Listen Without Prejudice Volume.1』

投稿者 藤家クリニック

藤家クリニック06-6499-0884
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